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  防犯対策のポイント

防犯対策のポイントは?

浸入に5分以上かかると犯行をあきらめるというデータがあります。 いかに犯行をあきらめさせるか、また、万一の場合は迅速な通報が出来るようにしておくことが大切です。





住宅侵入犯罪とは

空き巣などの浸入犯罪は年々増加していますが、1998年に70%あった検挙率は、最近では20%台まで低下しています。これはアメリカとほぼ同じ数値です。
これからは欧米のような、「自分の財産は自分で守る」自主防犯意識が必要です。





留守が狙われる

住宅浸入犯のほとんどが留守を狙う“空き巣”特に昼間の不在時が狙われ、浸入に5分、物色に10分、計15分で逃げてしまう場合があります。





ほとんどが窓そして玄関

一戸建ての浸入手口は、ガラス破りが68.2%、無施錠の窓からが23.1%。玄関ドアの鍵破りを含めると9割をこえます。





見える防犯 〜 狙いにくいと思わせる 〜

浸入犯が最も嫌うのは人目につくことです。まず、死角を作らないために塀は低くするか、見通しがきくフェンスや低木の生垣などがお勧めです。また浸入犯は下見をして狙いやすい家を見定めます。見た目の装備を堅牢にして、浸入しにくい家だとアピールしましょう。




守る防犯 〜 侵入を阻止する 〜

浸入犯は光や音に弱いので、人が近づくと点灯するセンサーライトや、ガラスが破壊された場合に鳴るガラスアラーム、監視カメラなども効果的。また、ドアやサッシを壊れにくい防犯タイプにしたり、鍵を強化して浸入にかかる時間を5分以上に伸ばすことも大切です。




知らせる防犯

万一浸入を許してしまった場合を考え、自動通報システムもお勧めです。凶悪化する犯罪でもっとも怖いのは、犯人との鉢合わせです。空き巣窃盗犯が住人と鉢合わせによって強盗犯に変貌する事例が報告されています。事前に通報を受けることで留守宅の緊急を察知していれば、さまざまな対応が出来ます。





犯罪傾向と対策

「マンションは高層だから泥棒の被害にあわない」
「最新のオートロックシステムがついているから安心」

もしこのように考えているとしたら大間違いです。 実はマンションで犯罪は増えているのです。
警察庁によると侵入犯罪はここ数年、高水準で推移しています。
被害者の傾向では、1人暮らしの世帯の割合が圧倒的に多く47.7%。建物では4階建て以上の中高層マンションが49.6%を占めています。不在を確かめやすい1人暮らしの ワンルームマンションが狙われるケースが多く報告されています。

なかでも、入居者が安心しがちなオートロック式マンションの上層階で、鍵をかけ忘れたベランダなどからの侵入被害が増えているという事です。 カーテンの色や干した洗濯物等から、女性の1人暮らしを見抜かれ特に狙われるケースもあります。




侵入盗対策 〜 空き巣、忍び込みなど 〜

・ 10年間で約1.6倍に増加しています。
・ 特に、ピッキング、サムターン回し、焼き破りといったプロの手口による侵入犯が急増しています。
・ 一戸建住宅では約6割が窓からの侵入、マンション等の共同住宅では約6割が玄関からの侵入です。
・ 無施錠だったり、家の周辺においた合鍵を使用されるなどのケースが意外に多いです。
・ 現金、貴金属、パソコンなどの家電製品の他、保険証やパスポートなど換金可能なものはすべて狙われます。
・ 被害に気付かないうちに、盗んだ通帳から印鑑を偽造して現金を引き出すなどの手口もあります。被害額が大きくなることもあり、注意が必要です。

◇ ピッキング・・・・・・・・特殊な工具を鍵穴に入れて開錠する手口(プロの技)
              近年、外国人の窃盗団で新聞紙上を賑わした。
◇ サムターン回し・・・ドア板にドリルなどで穴を開け、工具などを使ってドア内側の
              錠のつまみ(サムターン)をまわす手口(プロの技)
◇ 焼き破り・・・・・・・・・・窓ガラスをガスバーナーで加熱、ガラスを破る手口


アパート・マンションの対策

アパート・マンションオーナー様への防犯対策
アンケート(複数回答)によると、50%を越える オーナー様が「セキュリティ会社」「補助錠」 「センサーライト・照明」で対策と回答。 防犯意識の強いオーナー様がいらっしゃる事がわかります。




今後賃貸マンションに必要な機能というアンケートでは セキュリティ設備に強く関心をもたれております。




全国賃貸住宅新聞2008年10.27号『最新人気設備ランキング』でオートロックが1位に!





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