■ カプサイシンとは
カプサイシンとは、唐辛子に含まれている辛味成分のことです。
唐辛子を食べて汗をかくのは、このカプサイシンの作用によるもの。
カプサイシンは体内に入るとエネルギー代謝を活発にし、体内の脂肪を燃焼させるため肥満の解消になるとして、
ダイエット食品などにも多用されています。
■ カプサイシンの効果は?
カプサイシンは、胃や小腸で吸収されると血液によって脳に運ばれ、内臓感覚神経に働きかけ、
副腎にホルモン(アドレナリン)の分泌を促します。
そのため、ホルモンによってエネルギーの代謝を高め、脂肪を燃焼し、体温を高め(血行を良くする)、
「冷え」や「むくみ」などを改善してくれます。
また、運動をして脂肪を燃焼させるのとは違い、カプサイシンは食後すぐに脂肪の燃焼が始まることから、
ダイエットにも有効です。
その他、減塩効果や免疫力の向上(白血球の活発化)などがあり、多くのビタミン類を含んでいます。
■ カプサイシンにはこんな効果も!
カプサイシンは同様の作用によって血行を促進するため、肩こりや冷え性などにも効果があるとされています。
さらに、カプサイシンをニンニクと一緒に摂ると、相乗効果で疲労回復に有効です。