■ パパイヤとは
パパイヤは、熱帯アメリカが原産地と言われ、コロンブスによるアメリカ大陸発見以降、急速に世界各地に伝わりました。
現在では、インド、ハワイ、オーストラリア、東南アジアなどの熱帯、及び亜熱帯地域で広く栽培されています。
果物として知られているパパイヤですが、沖縄の一般家庭では、青く未熟のパパイヤを野菜として食されています。
最近では女性週刊誌でヘルシー野菜として紹介されたこともあって、全国的な広がりを見せつつあります。
■ パパイヤの効果・効能
南国でしか栽培できないパパイヤには、ビタミンA、B、Cが豊富に含まれています。
黄色の果肉にはビタミンA効力を発揮するカロチンも多く、健康にはかかせない果物です!
日本でも、美白効果にパパイア成分を使っているものがかなりあり、人気が高く信憑性もあります。
パパイヤには 「パパイン」 と呼ばれるタンパク質消化酵素が豊富に含まれており、この消化酵素は肝臓機能障害、
アレルギー、アトピー、糖尿病、消化力の低下などへの改善、ダイエットにも効果を発揮します。
さらに、パパイヤにはカルシウム、カリウム、鉄分などのミネラル類も豊富!
国内唯一の生産地である、沖縄の人々はパパイヤを「万寿瓜」と呼び、心臓病への効果、産後の体力回復、
母乳の促進効果などの効果が好まれています。
最近では本土でも、パパイヤは健康保持や長寿の効果が注目されています。
■ パパイヤの成分は?
パパイアの成分は、ペクチン(整腸作用)、ビフィズス菌増殖促進因子、タンニン(ガンの抑制)、
サポニン(成人病、肥満の抑制)、ビタミンC(美容効果)、血栓抑制因子、パパイン酵素(消化不良、やけど他)があげられます。
また、パパイヤは便通がよくなり、ダイエットにも効果的!
数あるタンパク質分解酵素のなかでも、パパイヤのパパインの効力はかなり強力で、他に例のない強力なパパイン酵素を
持ち死んだ細胞・老廃物・痛んだ組織を強力に分解します。
一個分約1kgのパパイヤには、なんとレモン約30個分のビタミンを含んでいるのです!
■ 実際食べてみよう!
ちなみにパパイヤの料理としては、冬瓜に似てクセのない味です。
パパイヤは様々な料理に使われていますが、例えば炒め物・サラダ・煮物・天ぷら・その他、何でもOKです。
■ パパイヤは こんな方にオススメ!
・ 美容を心掛けている方
・ 食生活が不規則で栄養補給をしたい方
・ ダイエット中の方、またダイエットしたい方
・ 野菜食の少ない方や野菜嫌いな方
・ 肉類・油物をよく召し上がる方
・ 便秘が気になる方